数学

数学

数学では数という分野に特化した基礎研究を学びます。
代数学・幾何学・解析学という大きな3つの柱のもとで、どういった法則や内容でこの自然やさまざまな現象の仕組みが構成されているのかを勉強してゆきます。
また、これからご説明していく物理や化学、情報科学などの基本的な考え方のベースとなる学問であるともいえます。

就職先として選ばれるのはコンピュータ関連の企業やシステムエンジニア、電気機器などの企業となってきます。
そのほか数字のプロとしてデータ解析や統計調査といった仕事に就く場合も多いのが特徴です。
これらは一般的にはアナリストと呼ばれ、金融などの経済界、コンサルタント、シンクタンクなどで働く方多いです。

物理学

物質の特性やその本質について、実験などにより内容究明を行う学問です。
研究の大前提として物事の原点に立つことを考え、さまざまなベクトルへと発展する考え方を身につけることができます。
物理は「物の理(ことわり)」といった言葉からも表せる通り、物がどのように成り立ち、どのように変化し、どのように人間にとって便利な働きを出せるのかを研究することです。

卒業後は専門的な知識をさらに学ぶために進学するか、学んだことを生かして就職するか、それぞれ違った進路を選択できます。研究職として働く場合には大学院を卒業していないと採用されないことも多いため、ほとんどの方は進学という道を選択するのが一般的です。
物理に関しては宇宙物理や基本的な自然物理など、非常に興味深い知識を学ぶ場のため、長年夢を持って取り組んでいる人も少なくありません。

化学

さまざまな物質に関してどのような材質・構造であるのかを研究する学問です。
単体ではなく物質と物質同士が衝突・結合したときにどんな変化があるのかも考えます。
主に物理化学・生物化学・無機化学・有機化学・分析化学といった分野があります。

勉学を修学したあとは一般企業への就職が多いとされています。
食品や製薬会社といった企業においては化学に関する研究を行うほか、国公立関係の研究機関へと進む人もいます。

化学はさまざまな人間の活動における基礎的な研究を行う学問で、働く場所としても医療や畜産業、製造業など非常に多岐に渡ります。

情報科学

コンピュータや数学といった分野から、情報に関する活用方法を学ぶ学問です。
以前までは統計学・確率論といった分野に特化した勉学が特徴でした。
これらの学部で学んだ後は、それらの大学で学んだ知識を生かしてプログラマーやシステムエンジニアといったコンピュータ関係の職を目指す人が多いです。

そのほかには金融業・銀行業といった数字に関わる就職先も目立ちます。基本的には理数系のお仕事がメインになってきます。